ウィルスに感染してしまったかもしれないと思われたら、すぐにお使いのパソコンからLANケーブル(モデムケーブル)、ワイヤレスLANカードを抜いてください。そのままインターネットへの接続を続けていると、被害が拡大する恐れがあります。
インターネットを利用していると、コンピューターウィルスや、スパイウェアと呼ばれる悪質なプログラムに感染する場合があります。
感染すると、感染したコンピュータだけでなく、他のコンピューターにメールやLANを介して感染したり被害を与えたりするため、感染していないと思われても、ウィルス対策ソフトの導入および定期的な更新・検査を強くお奨めします。
ウイルス対策ソフトを使ってウィルスを駆除してください
インターネットへの接続を切断した後、ウイルス対策ソフトを使用してウィルスを検出、駆除してください。また感染したウィルスの種類によっては、Safeモードで起動していないと正常に駆除できない場合があります。
Mebiusには、Symantec社のウイルス対策ソフト「Norton AntiVirus」をプリインストール(もしくはインストーラが付属)している機種があります。
「Norton AntiVirus」の詳しい使い方は、「Norton AntiVirus」のヘルプを参照してください。
【注意】
- 新種のウィルスなどを検出するには、最新のウィルス定義ファイルが必要です。ウィルス定義ファイルを更新するには、専用の更新サービスを受けてください。
- Safeモードで起動している場合、ネットワークを経由して最新のウイルス定義ファイルを更新できない場合があります。ウィルス定義ファイルは、通常に起動した状態で更新してください。
- インターネットを使ったウィルス定義ファイルの更新には、数分〜十数分かかる場合があります。その間、他のアプリケーションソフトでインターネットへ接続しないようにしてください。
- Mebiusに付属の「Norton AntiVirus」は、初めて使用してから90日間、無料でウィルス定義ファイル更新サービスを受けることができますが、この無料更新サービス期間終了後は、有償となります。
Windows Updateを利用してWindowsを更新してください
Microsoft社の
Windows Updateでは、セキュリティ機能のバージョンアップや強化、また必要なドライバの更新などさまざまなサービスが提供されています。Windows Updateを利用して、常にパソコンを最新の状態に保っておいてください。
Windows Updateを利用するには、以下の手順に従って操作してください。
[スタート]をクリックし、「Windows Update」をクリックします。
インターネットエクスプローラーが起動し、Windows Updateのページが表示されます。
[更新をスキャンする]をクリックします。
利用可能な更新がスキャンされます。
画面に「重要な更新とService Pack」が表示されていれば、[更新の確認とインストール]をクリックします。
インストール後に再起動が必要になる更新項目もあります。
インストールする「重要な更新とService Pack」項目がなければ、必要に応じて画面左側の「Windows の更新」をクリックして更新の詳細を参照の上、アップデートしてください。
確認画面が表示されたら、[OK]をクリックします。
【補足】
別々にインストールしなければならない更新項目もあります。その場合は、1回目のWindows Updateが終わったら、もう一度Windows Updateをしてください。
- [OK]をクリックします。
ダウンロードとインストールが終わったら、パソコンを再起動します。
パソコンが起動したら、念のためもう一度、ウイルス対策ソフトを使ってウィルス駆除の操作をしてみてください。
【注意】Windows Updateによるドライバの更新について
Windows Updateによるドライバの更新には、インストールすると不具合が発生するものもあります。
ハードディスクをリカバリしてください
最新のウィルス定義ファイルでウィルスを駆除しても、ユーザーがインストールを「許可した」場合は、ウイルス対策ソフトで駆除できない場合もあります。ウイルス対策ソフトを使ってウイルスを駆除した後もパソコンの動作がおかしいときは、最悪の場合はリカバリしなければならないことがあります。
データのバックアップを取った後、『取扱説明書』(冊子)を参照して、ハードディスクをリカバリしてください。
【注意】
大事なデータのみバックアップするようにしてください。バックアップメディア(フロッピーディスク、CD-R/RW/DVD±R/RW/DVD-RAMディスク)にウィルスが混入する可能性もあります。