仮想メモリの機能を使うと、一定時間以上アクセスのないメモリ領域をハードディスクなどにスワップ(移し変え)させ、パソコンのメモリからの読み出し/書き込みが頻繁なアプリケーションソフトの処理などにメモリ領域を明け渡すことで、メモリを効率よく使うことができます。
仮想メモリを増やすには、下記の手順に従って操作してください。
【注意】
- Windows2000/XPをお使いの方は、管理者(Administrator)権限でパソコンにログオンしておく必要があります。
- 仮想メモリは物理メモリに比べて処理速度が遅いため、アプリケーションソフトの処理速度が低下する場合があります。
WindowsXPをお使いの方
[スタート]をクリックし、「コントロールパネル」をクリックします。
「パフォーマンスとメンテナンス」をクリックします。
「パフォーマンスとメンテナンス」が見つからないときは、画面左上の「カテゴリの表示に切り替える」をクリックして表示させてください。
「システム」をクリックします。
「システムのプロパティ」画面が表示されます。
「詳細設定」タブをクリックし、[設定]をクリックします。
「パフォーマンスオプション」画面が表示されます。
- 「詳細設定」タブをクリックし、「仮想メモリ」欄の[変更]をクリックします。
- 仮想メモリに割り当てる「初期サイズ」と「最大サイズ」を入力して、[OK]をクリックします。
[OK]をクリックして画面を閉じていきます。
画面右上の[×]をクリックして「パフォーマンスとメンテナンス」画面を閉じます。
パソコンを再起動します。
Windows2000をお使いの方
[スタート]をクリックし、「設定」-「コントロールパネル」の順にクリックします。
「システム」アイコンをダブルクリックします。
「システムのプロパティ」画面が表示されます。
「詳細」タブをクリックし、「パフォーマンス」欄の[パフォーマンスオプション]をクリックします。
「仮想メモリ」欄の[変更]をクリックします。
表示されているドライブ一覧から、Windows2000がインストールされているドライブをクリックします。
仮想メモリに割り当てる「初期サイズ」と「最大サイズ」を入力して、[設定]をクリックします。
「全てのドライブの総ページングファイルサイズ」欄の「推奨」での表示サイズ以上の値を「初期値サイズ」に設定してください。
[OK]をクリックして画面を閉じていきます。
パソコンを再起動します。
Windows98/98SE/MEをお使いの方
[スタート]をクリックし、「設定」-「コントロールパネル」の順にクリックします。
「システム」アイコンをダブルクリックします。
「システムのプロパティ」画面が表示されます。
「パフォーマンス」タブをクリックし、「詳細設定」欄の[仮想メモリ]をクリックします。
「仮想メモリ」画面が表示されます。
「仮想メモリ」欄の「自分で設定する」をクリックし選択てします。
仮想メモリに割り当てる「最小サイズ」と「最大サイズ」を入力して、[OK]をクリックします。
複数のハードディスクパーティションがある場合は、使用するハードディスクドライブを指定してください。
[OK]をクリックして「システムのプロパティ」画面を閉じます。
画面右上の[×]をクリックして「コントロールパネル」画面を閉じます。
パソコンを再起動します。