Blasterと呼ばれるウイルスに感染すると、RPC(リモートプロシージャコール)サービスやsvchost(RPCサービスを監視するプログラム)が異常終了し、このような現象が発生します。以下の手順に従って操作し、ウイルスのプログラムがないか確認してください。
- Windowsを起動します。
- [Ctrl]+[Alt]キー+[Del(Delete)]キーを押します。
「Windowsタスクマネージャ」画面が表示されます。
タスクバーの何もないところで右クリックして表示されるメニューから「タスクマネージャ」をクリックしても「Windowsタスクマネージャ」が表示されます。
【補足】
ご使用の環境によっては、「Windowsのセキュリティ」画面が表示される場合があります。その場合は「Windowsのセキュリティ」画面より[タスクマネージャ]をクリックしてください。
- 「プロセス」タブをクリックし、「イメージ名」の項目に次のイメージ名が表示されているか確認して下さい。
これらのイメージ名がある場合は、Blasterウイルスに感染しています。
MSBLAST.EXE
PENIS32.EXE
TEEKIDS.EXE
mslaugh.exe
また、Blasterに感染した場合、数分でパソコンの電源が切れて対処できないことがあります。
そのときは、以下の手順に従って操作してください。
- [スタート]をクリックし、「ファイル名を指定して実行」をクリックします。
- 入力欄に『 shutdown -a 』と入力します。
- 強制終了のカウントダウンが始まってから、「ファイル名を指定して実行」画面の[OK]をクリックします。
【補足】
WindowsXPの場合、RPCサービスが停止するとWindows自体を再起動するような初期設定になっているため、以下のようなメッセージが表示され、パソコンが再起動されます。
| システムのシャットダウン |
システムはシャットダウンされます。進行中の作業をすべて保存し、ログオフしてください。保存されていない情報は失われます。シャットダウンは NT AUTHORITY\SYSTEM によって開始されました。
シャットダウンまで 00:00:** |
(**にはシャットダウンまでの秒数が表示されます)
Windows2000の場合はメッセージが表示されるだけですが、RPCが停止すると以下のようなメッセージが表示されます。
| アプリケーションエラー |
エラーが発生したため、svchost.exeを終了します。プログラムをもう一度開始する必要があります。
エラーログを作成しています。 |