Sasserと呼ばれるウイルスに感染すると、「LSASS.exe」プログラムの脆弱性を利用してこのような現象が発生します。以下の手順に従って操作し、ウイルスのプログラムがないか確認してください。
Windowsを起動します。
[Ctrl]キー+[Shift]キー+[Dlt]キーを押します。
「Windowsタスクマネージャ」画面が表示されます。
タスクバーの何もないところで右クリックして表示されるメニューから「タスクマネージャ」をクリックしても「Windowsタスクマネージャ」が表示されます。
「プロセス」タブをクリックし、「イメージ名」に次のイメージ名が表示されているか確認します。
これらのイメージ名がある場合は、Sasserウイルスに感染しています。
avserve*.exe
skynetave.exe
napatch.exe
lsasss.exe
また、Sasserに感染した場合、数分でパソコンの電源が切れて対処できないことがあります。
そのときは、以下の手順に従って操作してください。
[スタート]をクリックし、「ファイル名を指定して実行」をクリックします。
入力欄に『 shutdown -a 』と入力します。
強制終了のカウントダウンが始まってから、「ファイル名を指定して実行」画面の[OK]をクリックします。
【補足】
WindowsXPの場合、LSAシェルサービスが停止すると以下のようなメッセージが表示され、パソコンが再起動されます。
| システムのシャットダウン |
システムはシャットダウンされます。進行中の作業をすべて保存し、ログオフしてください。
保存されていない情報は失われます。シャットダウンは NT AUTHORITY\SYSTEM によって開始されました。
シャットダウンまで 00:00:** |
(**にはシャットダウンまでの秒数が表示されます)