以下の項目を確認して下さい。
A.)物理的な接続を確認します。
CD-ROMがCD-ROMドライブに正しく固定されているかどうか、また、CD-ROMドライブが本体にしっかり固定されているかどうか確認します。
B.)ドライブの指定に誤りがないかどうか確認します。
MebiusのCD-ROMドライブは、通常「Rドライブ」に設定されています。
C.)「config.sys」の「CD-ROM用ドライバ」の次の行の行頭に『rem』がついているか確認します。
『rem』がついているとコメント行になります。
『rem』を削除して、ファイルを更新します。
コンピュータを再起動します。
【注】
再インストールした場合には、行頭に『rem - by Windows Setup -』が付されている場合があるので、この『rem - by Windows Setup -』の記述を削除します。
【参照】
「config.sys」の編集の手順については、当Mebius Q&Aの
「config.sys、autoexec.bat等をシステムエディタで編集したい。」を参照して下さい。
D.)32ビットプロテクトモードのディスクドライバが動作しているか確認します。
32ビットプロテクトモードのディスクドライバを動作させない設定になっている場合にはそれを無効にします。
【参照】
確認および変更の手順については、当Mebius Q&Aの
「32ビットプロテクトモードのディスクドライバを動作させるには?」を参照して下さい。
E.)「autoexec.bat」の「RドライブをCD-ROMドライバ」の次の行の行頭に『rem』がついているか確認します。
『rem』がついているとコメント行になります。
『rem』を削除して、ファイルを更新します。
コンピュータを再起動します。
【参照】
「autoexec.bat」の編集の手順については、当Mebius Q&Aの
「config.sys、autoexec.bat等をシステムエディタで編集したい。」を参照して下さい。
【補足】
システムが32ビットモードで動作している場合は、この行に『rem』がついていてもCD-ROMは正しく認識されますが、16ビットモードで動作している場合は『rem』を外してこの行を有効にする必要があります。
16ビットモードの動作は、D)のようにユーザが設定している場合もありますが、システムが他アプリケーションとの関係で自動的に選択している場合もあります(この場合はユーザからは16ビットモードになっていることを確認する方法がありません)。
この行の『rem』を外すと、32ビットモードでも16ビットモードでもどちらでもCD-ROMを認識します。
『rem』を外してお試し下さい。