サスペンドディスクパーティションとは、サスペンドディスクのために確保されたハードディスク上の領域のことです。システムがサスペンドディスク操作された際に、メモリの内容がこの領域に書き込まれます。
再び電源を入れるとサスペンドディスクパ−ティションの内容がメモリに読み込まれます。
●サスペンドディスクパーティションのサイズについて
サスペンドディスクパーティションのサイズは、搭載されているメモリ(増設メモリも含みます)容量より4MB大きい必要があります。
各メモリサイズに必要なサスペンドディスクパーティションのサイズは下記の通りです。
メモリサイズ 必要なパーティションサイズ
32 MB 36864 KB
40 MB 45056 KB
48 MB 53248 KB
64 MB 69632 KB
工場出荷時では、32MBの標準メモリに対し予め約68MB(69632KB)分のサスペンドディスクパーティションが既に確保されています。
従って、メモリ増設した場合、メモリの総容量が64MBを超えなければ、サスペンドディスクパーティションを作成し直す必要はありません。
一方、ハードディスクの領域を有効に利用するため、標準32MBのメモリに適した最低限のサスペンドディスクパーティションに変更したい場合は、一度現在のサスペンドディスクパーティションを削除し、再度パーティションサイズを36MB相当に指定して作成し直すこともできます。
また、サスペンドディスク操作を全く行わないのであれば、サスペンドディスクパーティションを設ける必要はありません。
サスペンドディスクパーティションを設けたくない場合は、現在のサスペンドディスクパーティションを削除して、作成し直さないようにします。
【参照】
サスペンドディスクパーティションを削除・作成する手順は、ハードディスクの基本領域を削除してWindows95を再インストールする手順の中に含まれています。
詳細の操作方法は、当Mebius Q&Aの
「ハードディスクの基本領域を削除してフォーマットしてから、Windows95を再インストールするには?」を参照してください。