<解説>
付属の再インストール説明書に従って「プロダクトリカバリCD-ROM」からWindows95の再インストールを行う際、以下のようなメッセージが表示される場合があります。
「ハードディスクが書き込み禁止になっています。
ブートセクタのライトプロテクトが解除されていることを確認して、もう一度やり直して下さい。」
これは、セットアップユーティリティのウィルスプロテクションの設定が有効になっており、ハードディスクが書込禁止状態になっているためと思われます。
<対策>
以下の手順に従って、セットアップユーティリティのウィルスプロテクションを無効にしてから、再度Windows95の再インストールを行って下さい。
(1)上記のメッセージが表示されている画面で、[Ctrl]+[Alt]+[Delete]キーを押します。
→ システムが再起動されます。
(2)システム再起動直後、「Press <F2> to enter SETUP」と表示されているときに[F2]キーを押します。
→ セットアップユーティリティの画面が表示されます。
(3)[→]キーを押して《Security》メニューを表示させます。
(4)[↓]キーを押して「Boot Sector Virus Protection」を選択し、[スペース]キーを押して[Enabled]から[Disabled]に変更します。
(5)[Esc]キーを押します。または、[→]キーを押して《Exit》メニューに移動します。
(6)「Save Changes & Exit」が選択されていることを確認し、[Enter]キーを押します。
(7)「Notice」ダイアログボックスで「Changes have been saved.」と表示されたら、[Continue]が選択されていることを確認して、[Enter]キーを押します。
【参照】
セットアップユーティリティの起動や終了・設定の変更のしかたについては、当Mebius Q&Aの
「セットアップユーティリティの起動と終了のしかたは?」を参照してください。
【補足】
Windows95の再インストールが完了したら、上記の<対策>の手順(4)で「Boot Sector Virus Protection」を[Enabled]に変更して、ウィルスプロテクションを有効にしておくことをお勧めします。