以下の手順に従って、ハードディスクの基本MS-DOS領域がアクティブになっているか確認し、なっていなければアクティブにします。
<手順>
(1)電源投入直後、画面の下側に「Press <F2> to enter SETUP」と表示されている間に[F2]キーを押します。
【補足】
画面に何かメッセージが表示されたままハングアップしている場合は、[Ctrl]+[Alt]+[Delete]キーを押してシステムを再起動させてから、セットアップユーティリティを起動します。
(2)セットアップユーティリティを以下のように設定します。
(2-a)《Security》メニューで「Boot Sector Virus Protection」を[Disabled]に設定します。
(2-a1)[→]キーを押して、《Security》メニューを表示させます。
(2-a2)[↓]キーを押して、「Boot Sector Virus Protection」を選択します。
(2-a3)[スペース]キーを押して、[Disabled]に設定します。
(2-b)《Boot》メニューで[CD-ROM Drive]を一番上に表示させます。
(2-b1)[→]キーを押して、《Boot》メニューを表示させます。
(2-b2)[↓]キーを押して、[CD-ROM Drive]を選択します。
(2-b3)[スペース]キーを数回押して、[CD-ROM Drive]を一番上に表示させます。
【例】
1.CD-ROM Drive
2.Hard Drive
3.Diskette Drive
【参照】
セットアップユーティリティの起動や終了・設定の変更のしかたについては、当Mebius Q&Aの「セットアップユーティリティの起動と終了のしかたは?」を参照してください。
(3)セットアップユーティリティの画面が表示された状態で、「プロダクトリカバリCD-ROM」をCD-ROMドライブに挿入します。
(4)[→]キーを押し《Exit》メニューを表示させ、「Save Changes & Exit」が選択されていることを確認して[Enter]キーを押します。
「Notice」ダイアログボックスで「Changes have been saved.」と表示されたら、[Continue]が選択されていることを確認して、[Enter]キーを押します。
→ システムがCD-ROMから起動されます。
(5)「SHARP リカバリCD Utility」「ハードディスクを初期状態に復元します。」と表示されている画面で、[Esc]キーを押します。
(6)「SHARP Recovery CD Utility」「終了しますか?」と表示されている画面で、[Enter]キーを押します。
→ 画面の最下部に「R:\WIN95\IMAGE>」と表示されます。
(7)「R:\WIN95\IMAGE>」と表示されているところで、『
C:\』と半角で入力して、[Enter]キーを押します。
→ 「C:\>」と表示されます。
(8)「C:\>」と表示されているところで、『
CD△WINDOWS\COMMAND』と半角で入力して、[Enter]キーを押します。
(△は半角スペース1文字分を示します。)
→ 「C:\WINDOWS\COMMAND>」と表示されます。
(9)『
FDISK』と半角で入力して[Enter]キーを押します。
(10)「大容量ディスクのサポートを使用可能にしますか(Y/N)」と表示される場合は、[Enter]キーを押します。
(11)「FDISKオプション」画面が表示され、以下のような選択項目が表示されます。
1.MS-DOS領域または論理MS-DOSドライブを作成
2.アクティブな領域を設定
3.領域または論理MS-DOSドライブを削除
4.領域情報を表示
(12)『2』と入力し、[Enter]キーを押します。
(13)表示された「アクティブな領域を設定」画面で、種類が「PRI DOS」となっている領域(領域C:1)の状態が「A」となっていれば、基本MS-DOS領域はアクティブになっています。
以下の各々のケースに従って操作します。
(13-a)基本MS-DOS領域がアクティブになっている場合
FDISKコマンドを終了させハードディスクからシステムを再起動します。
(13-a1)「アクティブな領域を設定」画面で[Esc]キーを押します。
(13-a2)「FDISKオプション」画面で[Esc]キーを押します。
(13-a3)「C:\WINDOWS\COMMAND>」が表示されたら、[Ctrl]+[Alt]+[Delete]キーを押してシステムを再起動します。
(13-b)基本MS-DOS領域がアクティブになっていない場合
基本MS-DOS領域をアクティブにしてから、ハードディスクからシステムを再起動します。
(13b-1)「アクティブな領域を設定」画面の「アクティブにしたい領域の番号を入力してください。」と表示されているところで、『1』と入力して[Enter]キーを押します。
(13b-2)「領域1がアクティブになりました.」と表示されていることを確認して、[Esc]キーを押します。
(13b-3)「FDISKオプション」画面で[Esc]キーを押します。
(13b-4)「変更を有効にするには、コンピュータを再起動してください.」と表示されたら、[Esc]キーを押します。
(13b-5)「C:\WINDOWS\COMMAND>」が表示されたら、[Ctrl]+[Alt]+[Delete]キーを押してシステムを再起動します。
(14)再起動直後、画面の下側に「Press <F2> to enter SETUP」と表示されている間に[F2]キーを押します。
(15)セットアップユーティリティを以下のように設定します。
《Security》メニュー
「Boot Sector Virus Protection」:[Enabled]
《Boot》メニュー
1.Hard Drive
2.CD-ROM Drive
3.Diskette Drive
(16)[→]キーを押し《Exit》メニューを表示させ、「Save Changes & Exit」が選択されていることを確認して[Enter]キーを押します。
「Notice」ダイアログボックスで「Changes have been saved.」と表示されたら、[Continue]が選択されていることを確認して、[Enter]キーを押します。
→ Windows95が起動されます。