以下の手順に従って、操作してください。
(A-1)《スタート》ボタン−《設定》−《コントロールパネル》をクリックします。
(A-2)《ネットワーク》アイコンをダブルクリックします。
(A-3)「現在のネットワークコンポーネント」に表示されている各項目を選択し、《削除》ボタンをクリックします。
「現在のネットワークコンポーネント」に表示されている項目は、全て削除してください。
(A-4)《OK》ボタンをクリックし、「ネットワーク」のプロパティを閉じます。
(A-5)「新しい設定を有効にするには、コンピュータを再起動する必要があります。今すぐ再起動しますか?」と表示されたら、《はい》ボタンをクリックして、システムを再起動します。
再起動中に文字化けが発生したら、[Enter]キーを押して、Windows98を起動します。
(A-6)手順(A-1)から(A-3)を実行します。
(A-7)再度、必要なクライアント・アダプタ・プロトコル等を追加設定します。
(A-7-1)「ネットワークの設定」タブで《追加》ボタンをクリックします。
(A-7-2)「インストールするネットワークコンポーネント」で、追加する必要のあるものを選択し、《追加》ボタンをクリックします。
(A-7-3)各々の製造元、モデル等を選択し、《OK》ボタンをクリックします。
【注】設定したいものが複数ある場合は、手順(A-7-1)〜(A-7-3)を繰り返してください。
(A-7-4)「ネットワーク」のプロパティで、《OK》ボタンをクリックします。
(A-8)「新しい設定を有効にするには、コンピュータを再起動する必要があります。今すぐ再起動しますか?」と表示されたら、《はい》ボタンをクリックして、システムを再起動します。
(A-9)再起動中に、文字化けが発生しないか確認してください。
文字化けが発生しなければ、問題は回避できましたので、操作は以上で終了です。
文字化けが発生している場合には、「(B)レジストリを復元します。」の手順に従って操作してください。
【解説】
Windows98では、起動時に日が変わっていれば、自動的にレジストリのバックアップをとっています。
バックアップは5個分が保存されていますので、特に「レジストリのバックアップ」を行わなければ、5日前のレジストリまで保存されていることになります。
もし、その5日間の間に文字化けするようになったのであれば、文字化けする前のレジストリを復元することによって修復可能な場合があります。
但し、文字化けが発生した後にアプリケーションをインストールされている場合は、既にレジストリが書き換わっている可能性がありますので、レジストリの復元をしていただくことはできません。
その場合には、「(C)レジストリを編集します。」の手順に従って操作してください。
【手順】
以下の手順に従って、レジストリを復元します。
(B-1)《スタート》ボタン−《Windowsの終了》をクリックします。
(B-2)《MS-DOSモードで再起動する》ラジオボタンをオンにし、《OK》ボタンをクリックします。
(B-3)MS-DOSモードで起動し「C:\WINDOWS>」と表示されたら、『scanreg』と半角で入力し、[Enter]キーを押します。
(B-4)「レジストリのチェック」の画面で、「レジストリには使用しているコンピュータおよびソフトウェアに関する詳細情報が記録されています。...」と表示されたら、[Enter]キーを押します。
(B-5)「レジストリの状態」の画面が表示されたら、バックアップされているレジストリの一覧を表示させるために、[V]キーを押します。
(B-6)バックアップされているレジストリの一覧が表示されたら、文字化けが発生する前の日付で、一番最近の日付を[↑][↓]キーを押して選択します。
(B-7)手順(B-6)で選択した日付のレジストリを復元するので、[R]キーを押します。
レジストリの復元が行われ、「状態の良いレジストリの復元−完了」の画面が表示されます。
(B-8)「新しいレジストリの使用を開始するには、コンピュータを再起動してください。」と表示されたら、[R]キーを押します。
(B-9)再起動中に、文字化けが発生しないか確認してください。
文字化けが発生しなければ、問題は回避できましたので、操作は以上で終了です。
文字化けが発生している場合には、「(B)レジストリを編集します。」の手順に従って操作してください。
【補足】
再起動後、MS-DOSモードで起動された場合は、「C:\WINDOWS」と表示されているところで、『
win』と半角で入力して、Windows98を起動します。
【解説】
レジストリの復元を行っても改善されない場合、または文字化け発生後にアプリケーションをインストールしたためにレジストリの復元が行えない場合は、レジストリの編集を行ってください。
但し、レジストリを誤って編集してしまうと、Windowsが起動しなくなる等の可能性があり、フォーマット再インストール(リカバリ)が必要となってしまう場合もありますので、レジストリの編集は慎重に行ってください。
【手順】
以下の手順に従って、レジストリを編集します。
(C-1)《スタート》ボタン−《ファイル名を指定して実行》をクリックします。
(C-2)「名前」に『regedit』と半角で入力し、[Enter]キーを押します。
(C-3)「レジストリエディタ」が起動したら、《編集》メニューの《検索》をクリックします。
(C-4)「検索する値」ボックスに文字化けで表示されたファイル名(ここでは「vnetsup.vxd」を例に説明します)を入力し、《次を検索》ボタンをクリックします。
(C-5)表示された検索結果から「vnetsup.vxd」を選択して、《編集》メニューの《削除》をクリックします。
(C-6)《レジストリ》メニューの《レジストリエディタの終了》をクリックし、レジストリエディタを終了します。
(C-7)《スタート》ボタン−《Windowsの終了》−《再起動する》を選択して、《OK》ボタンをクリックし、コンピュータを再起動します。
再起動時に、文字化けが発生していないことを確認してください。