Outlook98を再インストールするとOutlook98のバージョンがさがる。

該当機種
<解説>

当該機種のOutlook98は、工場出荷時ではバージョンが「8.5.5603.0」ですが、プロダクトリカバリCD-ROMを使用してWindows98を再インストールした後などにOutlook98を再インストールすると(Outlook98単体でインストールした場合も含む)、バージョンが「8.5.5104.6」になってしまいます。


これを解決するには、Outlook98セキュリティ問題修正パッチプログラムをインストールする必要があります。
以下の<対策>の手順に従って、パッチプログラムをインストールしてください。


<対策>

以下の手順に従って、Outlook98セキュリティ問題修正パッチプログラムをインストールします。

(1) Outlook98が起動している場合は、必ず終了しておきます。

(2)「Microsoft Excel97 & Word98 & OutLook98」CD-ROMをCD-ROMドライブに挿入します。

(3)CD-ROMの自動挿入機能によりセットアップの画面が表示された場合は、右上の《×》ボタンをクリックして画面を閉じます。

(4)《スタート》ボタン −《プログラム》−《エクスプローラ》を起動します。

(5)「エクスプローラ」で、CD-ROM内の「\Valupack\Patch」フォルダを開きます。

(6) CD-ROM内の「\Valupack\Patch」フォルダ内の「Outptch2.exe」をダブルクリックして実行します。

(7)「このパッチを実行する前に、Outlookをシャットダウンする必要があります。続行しますか?」というメッセージが表示されたら、《はい》ボタンをクリックして処理を続行します。

(8)「パッチのインストールは完了しました。」というメッセージが表示されたら、《OK》ボタンをクリックします。

(9) セットアップが終了し、再起動を促すダイアログボックスが表示された場合は、《はい》ボタンをクリックして再起動します。
ダイアログボックスが表示されなかった場合は、《スタート》ボタン−《Windowsの終了》−《再起動する》を選択して《OK》ボタンをクリックし、コンピュータを再起動します。


以上で、Outlook98セキュリティ問題修正パッチプログラムのインストールは完了です。


【補足】
詳細については、同梱の「Microsoft Excel97 & Word98 & OutLook98セットアップについて」の P.31をご参照ください。


参考

このOutlook98セキュリティ問題修正パッチプログラムでは、下記の問題を解決しています。

  1. 受信した電子メールメッセージに、非常に長い名前のファイルが添付されている場合に、この電子メールメッセージのダウンロード中に、Outlook98が強制終了されてしまう場合があること。

  2. 添付ファイルの名前の後方に何らかの情報がある場合に、Outlook98の終了後に、その情報が実行されてしまう場合があること。

Q&A番号106074
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