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外字エディタで作成し登録した外字を、メモ帳などのアプリケーションで使用することができない。
<現象の説明>
外字エディタで外字を作成して登録した後、メモ帳などのアプリケーションで『がいじ』と入力し[F5]キーを押すと、表示された文字一覧の中に作成した外字が表示されずに[・]と表示され、使用することができない場合があります。
<原因>
Windowsでは、外字ファイルを一度に一つしか利用できない仕様になっています。
お使いのMebiusには「筆王」がプリインストールされており、「筆王」が「姓名辞書」を含んだ独自の外字ファイルをインストールしているため、Windows標準の外字ファイルの編集ができなくなり、上記の現象が発生します。
<対策>
外字エディタで外字ファイルの編集を行うには、筆王の外字ファイルからWindowsの標準の外字ファイルに切り替える必要があります。
以下の手順に従って、外字エディタで外字ファイルを切り替えてください。
[スタート]ボタン−[プログラム]−[アクセサリ]−[外字エディタ]の順にクリックします。
「コードの選択」画面が表示されたら、[キャンセル]をクリックします。
「ファイル」メニューから[フォントのリンク]をクリックします。
「フォントのリンク」画面の「外字フォントの種類」グループで、[指定されたフォントにリンクする]をクリックして選択します。
「フォントの選択」欄で、各フォントに関連付けられている「HGR・・・」で始まるファイルを選択し、[削除]をクリックします。
スクロールバーの[▼]をクリックしてスクロールし、「HGR・・・」で始まるファイルをすべて削除します。
→ 削除すると、フォント名の右横の表示が「HGR・・・」から「未選択」に変わります。
削除が完了したら、[OK]をクリックします。
「不正な外字ファイルです。」と表示されたら、[OK]をクリックします。
[すべてのフォントにリンクする]をクリックして選択し、[OK]をクリックします。
[×]をクリックして外字エディタを終了します。
「メモ帳」などを開いて、『がいじ』と入力した後[F5]キーを押し、表示される文字一覧に、作成した外字が正しく表示されることを確認します。
【補足】
上記手順で外字ファイルを切り替えた後、再度「筆王」の外字ファイルを使用したい場合は、次の手順で「筆王」のフォントをインストールしてください。
「筆王」が入っている、付属の「アプリケーションCD-ROM」をドライブにセットします。
「オンライン再インストール説明書」が起動したら、[閉じる]で閉じます。
[スタート]ボタン−[ファイル名を指定して実行]をクリックします。
「名前」に『
R:\FUDEOH\FONT\SETUP
』と入力し、[OK]をクリックします。
【補足】
「R」の部分は、それぞれのCD-ROM、CD-R/RW、DVD-ROMドライブの割り当てられたドライブ名を指定してください。
「ようこそ」画面が表示されるので[次へ]をクリックします。
「フォントの選択」画面が表示されるので、インストールしたいフォントがある場合は選択して[次へ]をクリックします。
「外字フォントの登録」画面が表示されるので「外字フォントを登録する」を選択して、[次へ]をクリックします。
「ファイルコピー開始」画面が表示されるので[次へ]をクリックします。
→ファイルのコピーが始まります。
「フォントテーブルの更新が終了しました」と表示されたら、[完了]をクリックします。
Q&A番号
106173
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