「システムのプロパティ」で「システムを復元しない」にチェックを入れてください。
【参考】
Windows Meには、ある時点のシステムの状態(レジストリやファイルの状態)を保存して、システムが不安定になったときに元の状態に戻してくれる「システムの復元」という機能があります。
システムの状態の保存(復元ポイントの作成)は、ある規則に従ってコンピュータが自動的に実行します。初期設定では、Windows Meがインストールされたドライブの12%の容量まで保存することができます。そのため、ハードディスクドライブの容量が少ない場合は、使用可能領域が減ることになります。
「システムの復元」のバックアップフォルダが保存される場所は、Windows Meがインストールされたドライブの「_restore」フォルダの中です。
【重要】
Windows Meのシステムの復元で2001年9月8日よりも後に作成された復元ポイントが復元できないときは、
「Windows Meの「システムの復元」で2001年9月8日よりも後の復元ポイントが利用できない」を参照してください。
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「システムの復元」が実行されないように設定する
【注意】
「システムの復元をしない」に設定すると、それまでに作成したバックアップファイルはすべて削除されます。
- スタートメニューから「設定」−「コントロールパネル」をクリックします。
- 「システム」アイコンをダブルクリックします。
「システム」アイコンが見つからないときは、画面左側の「すべてのコントロールパネルのオプションを表示する」をクリックして表示させてください。
- 「パフォーマンス」タブをクリックし、「詳細設定」欄の[ファイルシステム]ボタンをクリックします。
- 「トラブルシューティング」タブをクリックします。
- 「システムを復元しない」をクリックしてチェックマークをつけます。
- [OK]ボタンをクリックし、[閉じる]ボタンをクリックします。
「今すぐ再起動しますか?」と表示されます。
- [はい]ボタンをクリックします。
パソコンが再起動されます。
【補足】
「システムを復元しない」に設定した状態で「システムの復元」を起動させようとすると「システムの復元はオフになっています。」というメッセージが表示されて起動させることができません。
「システムの復元」を実行する設定に戻すときは、上記手順5で「システムを復元しない」のチェックマークを外してください。
【参考】
自動的にシステムの状態の保存(復元ポイントの作成)が実行されるタイミングは以下の6通りです。
- Windows Meをインストールした直後
- 10時間以上連続でコンピュータの電源が入ったままだったとき
- 24時間以上コンピュータの電源が切れていた後に最初に起動したとき
- Microsoft Office 2000から採用されたインストーラプログラム「Windows Installer」の実行を感知したとき(インストール直前)
- 市販のアプリケーションに搭載されているインストーラプログラム「Install sheild Ver6.1 Pro以降」の実行を感知したとき(インストール直前)
- 「Windows Update」によってファイルが更新される直前