ローミング機能を使用すると、ワイヤレスLANステーション間を移動して電波が届かなくなっても、別のワイヤレスLANステーションの電波が届く範囲に入っていれば、設定を変更することなく、自動的に接続するワイヤレスLANステーションを切り替えることができます。
【注意】
接続するワイヤレスLANステーションが切り替わるとき、ネットワークに接続できない時間が十数秒発生します。
ローミング機能を使用するには、ワイヤレスLANステーションとパソコンをLANケーブルで接続して以下のように設定してください。
設定方法について詳しくはワイヤレスLANステーションの取扱説明書を参照してください。
- ローミングを行うすべてのワイヤレスLANステーションの「ネットワーク名(ESSID)」を同じ設定にします。
- 暗号化の設定(WEP)を使用する場合は、ローミングを行うすべてのワイヤレスLANステーションの「暗号化の設定(WEP)」を同じ設定にします。
- ワイヤレスLANステーションをブリッジモードに設定します。
【補足】
ワイヤレスLANステーションをルータモードに設定してローミング機能を使用する場合
インターネットなどからファイルやソフトウェアをダウンロードしている途中で、接続するワイヤレスLANステーションが切り替わると、ワイヤレスLANステーションからパソコンに自動的に割り当てられるIPアドレスが変更されるため、ダウンロードが中断されます。