パソコン（Mebius） よくあるご質問（Ｑ&Ａ情報）

「スパイウェア」とは、インターネットに接続しているPCからサイトの閲覧状況や頻度、傾向、嗜好などを盗み出すアプリケーションソフトの総称です。

以下のような働きを持つプログラムも、広義にスパイウェアとして呼ばれる場合があります。

• ポップアップ広告などを表示させるもの
• プラウザを起動した時に表示されるホームページ（スタートページ）を書き換え、場合によっては変更不能にするもの
• ダイヤルアップの接続先を有料ダイヤルに変更したりするもの
• 独自の検索バーを表示したり、ユーザーの情報を送信したり、特定の広告主のサイトを表示するもの
• ブラウザに独自のツールバーを追加し、変更できないするもの

• スパイウェアが感染するルート
  スパイウェアが感染するルートとして下記のルートがあります。
  1. 特定のソフトウェアをインストールすると、同時にインストールされるもの

     フリーウェア（無償のアプリケーション）をインストールする際に、本体と共にインストールされます。多くの場合、インストールの際に表示される文章にそうしたプログラムもインストールされることが表記されています。

  2. ホームページ閲覧時にプログラムがインストールされるもの

     特定のホームページにアクセスすると、「このプログラムをインストールしますか？」というダイアログボックスが表示され、「はい（Yes）」を押すとプログラムがインストールされます。

     【補足】

     最近では、「Internet Explorer」のセキュリティホールを利用して、ホームページにアクセスすると自動的にインストールされるものもあります。
• 対処方法
  • スパイウェアがインストールされている可能性がある、もしくは心当たりがある場合、当Q&Aの「Internet Explorerを起動すると、最初に表示されるホームページが勝手に変更される」に記載されている対処をすると、問題が解決することがあります。
  • スパイウェア専用の削除・駆除ツールを利用すれば問題が解決する場合があります。駆除・削除ツールに関する情報については、マイクロソフト社のホームページ「サードパーティーのソフトウェアが原因で予期しない現象が発生する」を参照してください。

  スパイウェアは、基本的にはコンピューターウイルスと違って、他のパソコンに感染して広がる事がありません。このような性質の為、ウィルスチェックソフトやインターネットセキュリティソフトでは検出や駆除を行うことができません。

  スパイウェアの多くはWindowsの設定情報・システムファイルを書き換えてしまいます。書き換えられた設定情報やシステムファイルはWindows上で削除・設定変更など対応することが難いため、Windowsの再インストール作業（リカバリ作業）が必要となる場合があります。

Ｑ＆Ａ番号107063