パソコンが稼動しているときに停電になると、最悪の場合、パソコンのハードディスクが物理的に破壊されてしまう恐れがあります。このような場合に備えて無停電電源装置(UPS)があれば、停電の際に自動的にUPSからの電源供給に切り替えることができます。
停電になっても、UPSからの電源供給が行われている間に、パソコンの電源を安全に切ることができます。
【補足】
無停電電源装置は、停電後の数分〜十数分の間のみ電気を供給するもので、瞬間的な停電からパソコンを保護する装置です。本来の用途以外には使用しないでください。
また、UPSからの電源供給に切り替わったときは、すぐにパソコンの電源を切り(Windowsを終了し)、電気の供給開始を待ってください。
無停電電源装置には、落雷によってサージ電流が流入することを防ぐ機能を備えたものもあります。落雷が発生すると、地面や電話線、電気コンセントを伝って雷由来の電流(サージ電流)が電化製品に流れ込み、パソコンなど精密機械が破損する恐れがあります。このため、無停電電源装置を設置しておくと、突然の落雷からパソコンを守ることもできます。
Q&A番号107239