Windows XP SP2を適用されたお客様で、
2004年10月のセキュリティ情報のリリースで提供されたセキュリティ更新プログラムを自動更新によって適用すると、パソコンの電源が切れなくなる問題が発生しています。
画面には、以下のように表示されます。
「x個中1個の更新をインストール中。コンピュータの電源を切らないでください。電源は自動的に切れます。」
(xは、自動更新でインストールするプログラムの個数)
通常、このメッセージが表示された場合は、しばらくすると自動的に電源が切れるようになっています。
しかし、2004年10月に発表されたセキュリティ更新プログラムを自動更新によって適用した場合、パソコンの電源が切れなくなる問題が発生します。
このような状況になった場合は、電源を長押ししてパソコンの電源を切ります。
その後、パソコンを再起動し、以下の対処をしてください。
- 再起動後、Windowsが正常に起動した場合
- [スタート]をクリックし、「すべてのプログラム」-「Windows Update」をクリックします。
「Microsoft Windows Update」ページが表示されます。
- [高速インストール]をクリックします。
- [インストール]をクリックします。
- 更新プログラムのインストールが完了したら、[閉じる] をクリックします。
- 再起動後、デスクトップの壁紙は表示されるが、Windowsの[スタート]ボタンなどが表示されない場合
- キーボードの[Ctrl]キーと[Shift]キー、「Esc」キーを同時に押します。
「Windowsタスクマネージャ」画面が表示されます。
- 「アプリケーション」タブをクリックし、[新しいタスク]をクリックします。
「新しいタスクの作成」画面が表示されます。
- 「名前」欄に『appwiz.cpl』と入力し、[OK]をクリックします。
「プログラムの追加と削除」画面が表示されます。
- 「Windowsタスクマネージャ」画面右上の[×]をクリックして画面を閉じます。
- 「プログラムの追加と削除」画面の「更新プログラムの表示」をクリックします。
- 「現在インストールされているプログラム」の一覧から、「Windows XP ホットフィックス - KB834707」を探して選択し、[削除]をクリックします。
- パソコンを再起動します。
- 上記「再起動後、Windowsが正常に起動した場合」の操作を実行します。
詳しくは、Microsoft社の
「Windows XP SP2 セキュリティ更新プログラム適用時のトラブルシューティング」のページを参照してください。