データ実行防止機能(Data Execution Prevention、DEP)とは、Windows XP SP2に新たに搭載された、バッファオーバーランなどの脆弱性を利用した悪意のある不正なプログラムの実行を防止する機能です。
PC-MM70G/PC-MM50Gは、このDEP機能に対応しています。
ハードウェアによるデータ実行防止機能を利用するためにはそのコンピューターに組み込まれているCPUが当該機能に対応している必要があります。
従来のCrusoe TM8600を搭載したモデルではこの機能に対応していませんでしたが、新しいCMSを搭載することで、この機能に対応できるようになりました。CPUだけを見れば、従来モデルと同じです。
【参考】CMS(コードモーフィングソフトウェア)とは
Transmeta社のマイクロプロセッサ「Crusoe」シリーズに内蔵されているソフトウェアで、インテル社のx86系プロセッサ用命令セットで書かれたコードをCrusoe独自の命令セットに変換します。
Q&A番号107274