システムの復元機能は、パソコンのプログラムの状態を定期的に「復元ポイント」として保存し、そのときの保存状態に戻すことができる機能です。
パソコンが不安定になったり、一部の機能が正常に動作しなくなったときに利用します。
【補足】
- 文書ファイルやデータファイルは削除、復元されません。
- システムが不安定になったり、データが失われてしまうことがあります。システムの復元をする前に大切なデータについては、必ずバックアップをしてください。
- 復元すると、ドライバやアプリケーションソフトはその時点のものになります。システムの復元ポイントを作成した日以降にインストールされたアプリケーションソフトは使用できなくなる場合があります。その際はアプリケーションソフトを再度インストールしてください。
※ システムの復元をするときは、「コンピュータの管理者」のアカウントでログオンしてください。

- [スタート]をクリックし、「すべてのプログラム」−「アクセサリ」−「システムツール」−「システムの復元」の順にクリックします。
「システムの復元」画面が表示されます。
- 「コンピュータを以前の状態に復元する」をクリックして選択し、[次へ]をクリックします。
- カレンダーで復元したい「復元ポイント」がある日付をクリックします。
【補足】
復元ポイントのある日付は太字になっています。
- 復元ポイントの一覧から復元ポイントをクリックし、[次へ]をクリックします。
- 「復元ポイントの選択の確認」と表示されるので、選択した復元ポイントを確認し[次へ]をクリックします。
システムの復元が開始されます。
システムの復元が終了するとパソコンが再起動し、「復元は完了しました」と表示されます。
- [OK]をクリックします。
システムの復元により、パソコンの問題が解消されているかご確認ください。
【補足】
問題が解決していない場合は、上記の手順を繰り返して更に以前のチェックポイントの時期に戻すことで問題が解決する場合があります。
【参考】
復元ポイントは次のようなときに作られます。
- アプリケーションソフトをインストールしたとき
- 一定期間(10時間以上)パソコン(Windows)を稼動させたとき