パソコン（Mebius）よくあるご質問（Ｑ&Ａ情報）

無線LAN（ワイヤレスLAN）接続のセキュリティを強化するにはどのような方法がありますか？（Windows Vista）

パソコンでは無線LAN（ワイヤレスLAN）アクセスポイント（以下「アクセスポイント」と表記します）のセキュリティ機能を利用することができます。
まず、アクセスポイントに搭載されているセキュリティ機能を強化し、それに合った設定をパソコン側にすることで、無線LAN（ワイヤレスLAN）のセキュリティを強化することができます。

アクセスポイントには、次のようなセキュリティ機能が用意されています。アクセスポイントのセキュリティ機能や設定方法については、アクセスポイントの説明書やメーカーのホームページなどでご確認ください。

主なセキュリティ機能

SSID
アクセスポイントを識別するための名前です。無線LAN（ワイヤレスLAN）は電波が届く範囲であれば、表示されてしまうため、それぞれに名前を付けることで複数のアクセスポイントが存在する場合でも使用するアクセスポイントを選択できます。
セキュリティキー
アクセスポイントに設定しているネットワークキー（暗号化キー）のことです。パスフレーズとも呼ばれます。
データの暗号化

WEP：ワイヤレスLAN（IEEE802.11b）で使われている暗号化の方式です。
WEPを使うことで、第三者がワイヤレスLANに接続できないようにできます。

WPA：WEPのセキュリティ機能を強化したデータ暗号化方式です。
WPAには暗号化方式の異なるTKIPとAESがあります。WEPよりWPA-TKIP、WPA-TKIPよりWPA-AESの方が暗号強度が高くなります。
ステルス機能
SSIDを外部から隠す機能です。ステルス機能を使用すると、電波の有効範囲内の第三者にアクセスポイントの存在を知られる危険性が少なくなります。
MACアドレスフィルタリング機能
接続するパソコンのMACアドレスをアクセスポイントに登録しておき、それ以外のパソコンはアクセスポイントに接続できなくする機能です。

設定した無線LAN（ワイヤレスLAN）のセキュリティを変更するには、以下の手順に従って操作してください。

【注意】
使用しているアクセスポイントとパソコンのセキュリティ設定が異なると、ネットワークやインターネットに接続できなくなります。

［スタート］をクリックし、「接続先」をクリックします。

「ネットワークに接続」画面が表示されます。
SSID（ネットワーク名）を右クリックし、「プロパティ」をクリックします。

「SSID（ネットワーク名）のワイヤレスネットワークのプロパティ」画面が表示されます。
「セキュリティ」タブで、「セキュリティの種類」および「暗号化の種類」を選択します。

【補足】
必ずアクセスポイントのセキュリティ設定を確認のうえ、設定してください。
「ネットワークセキュリティキー」欄にセキュリティキー（ネットワークキー）を入力します。
［OK］をクリックします。
画面右上の［×］をクリックして「ネットワークに接続」画面を閉じます。

以上の操作で、無線LAN（ワイヤレスLAN）接続のセキュリティ設定を変更することができます。