屋内のコンセントならどこでもつながりますか?(つながりにくいコンセントとは?)

該当機種
ご家庭の電力線に接続されている電気製品が発生するノイズや、電力設備や配線構造によって、つながりにくかったり、つながらないコンセントがあります。

※ 家庭内の一般的な電気設備構造(単相3線式)の例《下図》をもとに、以下にご説明します。

  • この例では、家庭内の各部屋のコンセントへ、分電盤から2系統(L1相、L2相)が配線されています。
  • PLCアダプターを接続するコンセントの組み合わせにより、以下の「3種類」に分類することができます。
同相 同回路 それぞれのコンセントが同じ系統で、かつ、同じ回路(ブレーカー)につながっている場合
同相 別回路 それぞれのコンセントが同じ系統で、異なる回路(ブレーカー)につながっている場合
異相 回路 それぞれのコンセントが異なる系統につながっている場合

上記において、PLCアダプター間の通信に最も良い環境(信号が減衰しにくい)とされるのが、「同相同回路」で、次いで、「同相別回路」→「異相回路」の順に、環境が悪く(信号が減衰しやすく)なります。
PLCの通信環境
PLCの通信環境

※ また、コンセントまでの電力線の「長さ」や、「分岐数」の影響を受ける場合もあります。

※ この様に、PLCアダプター間の通信性能は、他の電気製品が発生するノイズによる影響以外に、ご家庭内の電力線の構造 (コンセントの組み合わせ)により、通信速度が遅くなったり、場合によっては通信できない場合があります。
この場合は、接続するコンセントを変えてお使いください。

Q&A番号118245
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