「DECT 1.9GHz方式」とは、通信に1.9GHz帯を使用するデジタルコードレス電話の通信方式です。
従来の2.4GHz帯を使うデジタルコードレス電話機と比較して次のような特徴があります。
<<DECT1.9GHz方式の特徴>>
- 無線LANやBluetooth、電子レンジで使われる2.4GHz帯と違う周波数帯を使うため、これらのワイヤレス機器と
干渉しお互いに悪影響を及ぼすことが少なくなります。
- 通信は暗号化されているため、盗聴の可能性が低くなります。
《参考情報》
- DECT：（Digital Enhanced Cordless Telecommunicationsの略称）
ETSI（欧州電気通信標準化機構）が策定した世界で広く利用されているデジタルコードレス電話の通信方式です。
日本ではこのDECT方式を参考に、1.9GHz帯を使用するデジタルコードレス電話の新方式として、2010年10月に総務省にて正式に制度改正が行われました。
